「Toyota コースター」を10ヶ月かけてキャンピングカーに仕上げた私が、自作ルーフラックの制作方法を紹介します。私はルーフラックにソーラーパネルを載せましたが、少し手を加えればウッドデッキや貨物としても利用できますよ!
YouTubeで作り方の動画も見られます。
それでは、詳しく解説していきます。
使用する材料と道具
・アルミ角材40×40
・アルミ角材連結ユニット
・サビキラー艶消しブラック
・ブラインドリベット (LOBSTER ブラインドリベット 4.8mm)
・リベッター
・インパクトドライバー
・鉄板ドリル一式
・ルーフラックの足 (ROCKY)
上記の道具があれば、ルーフラックを作成することができます。
まず、必要なアルミ角材の長さと本数を計算する必要があります。
01. アルミ角材の長さを計算する方法
ルーフラックの具体的なサイズを検討します。 私は車体幅よりもわずかに小さいソーラーパネルを選び、そのソーラーパネルに合わせてアルミ角材の長さを計測しました。
ソーラーオフは多くの種類のパネルがあり、価格も手頃なのでおすすめです。 (サイトの見た目は少し怪しいかもしれませんが、私は購入してから1年以上問題なく使用しています)
トヨタコースターの幅の限界を考慮して、ソーラーパネルを3枚乗せる設計となっています。 この情報を基に、アルミ角材の長さや連結ユニットの数を計算できます。
連結ユニットはインターネットで購入しました。 私は以下のショップから購入しました。
角連結ユニット:40HJ-1S×4個
真ん中の連結ユニット:40HJ-2S×4個
ポイント01: アルミ角材の幅は40mmなので、そのサイズを計算に反映させます。
ポイント02: アルミ角材はホームセンターで手に入ります。カインズでは、無料で切断機の貸し出しサービスがありますよ!
02. ルーフラックの基礎部分
上記の商品は中央のパイプの長さが異なるだけで、足部分はすべて同じです。 足部分だけを使用する予定だったので、最も安価なものを選びました。
ルーフラックの足の取り付け方法は商品によって異なるため、別の商品を購入された方は参考程度にご覧いただくか、次のステップに進んでください。
03.組み立て
ROCKYルーフラックの足にアルミ角材を固定する作業になります。
ROCKYルーフラックには、写真のような部品が付属しています。
まず、アルミ角材に穴をあけます。
穴を開ける位置は、実際に車の上で仮組みをして決定します。
次に、ROCKYから付属している金具をアルミ角材の中に取り付けます。
足を挟んでネジを締めます。
ROCKYの足とアルミ角材の間に強力な両面テープを貼っておくと、より強固な取り付けができます。
この方法で全ての足を取り付けていきます。
私の場合、横に取り付ける角材が4本あったので、この作業を8箇所で行いました。
04. 塗装
アルミ角材と連結部分はシルバー色です。 この色がお好きな方には問題ありませんが、私は黒を好んでいたので塗装しました。 具体的には筆での簡単な塗装を行いました。
使用したのは『サビキラー艶消しブラック 水性』です。
この落ち着いた黒色がとても気に入っています。
05.車体に装着
車の屋根上で全体を組み立てていきます。 端から端までしっかりとズレないように組み立てます。
全体の組み立てが完了したら、アルミ角材と連結ユニットが重なる部分にドリルで穴を開けます。
穴のサイズは使用するリベットに記載されているので、それを確認してください。
角角から順にリベットで固定していきます。
私が使用したリベットは、安心・安全な『ロブスター ブラインドリベット 4.8mm』です。
使用したハンドリベッターはアストロダクツの製品です。
2.4~6.4mmのリベットに対応しています。
06. ルーフラックが完成!
あなたはルーフラックを使って何をしますか?
アルミ角材に板材を貼り付ければ、車体の上がウッドデッキに。
車の上でコーヒーを飲みながら夕日を眺めるのもいいですね!
荷物をたくさん詰めたボックスを固定してキャンプへ行くのも楽しそう。
私のようにソーラーパネルを乗せて、どこへ行っても家のように電気を使える環境を作ることも素晴らしいです!
発想次第でたくさんの可能性が広がります。 皆さんも自作ルーフラックで楽しいカーライフを送ってください!
ソーラーパネル取り付けの記事も書く予定ですのでお待ちください。 取り付けのYouTubeはこちらです。