【DIY】自作キャンピングカー制作への第1歩!マイクロバス内装の解体

Toyota コースター」を10ヶ月かけてキャンピングカーにした僕が、実際に経験した解体方法を解説していきます!!

自作キャンピングカーを作るために、まず最初にやることは内装の解体です。
解体といっても内装を剥がしたり座席を取り外したり不要な断熱を取り除く作業。
難しいことはほとんどありません。

座席の取り外し

座席は基本的にソケットレンチがあれば解体できます。
写真に写っているのは電動ですが、手動のレンチでも時間はかかりますが、問題なく解体可能です。

こんな感じでTOYOTAコースターの座席を全て取り外しました。

内張りはがし

内張りはがしには道具が必要です。

その名も「内張りはがし」


順々に内装を剥がしていくと断熱材が詰まった天井があらわになってきます。
これが後々大問題になります。

運転席上はエアコンの電気配線がでてきました。
よく分からないので、間違えないように写真をとって一旦外しておきます。

マイクロバスはマイクスピーカーが付いているのですが、使わない予定だったので全て外しました。
ケーブルはカットして、カットした先を絶縁テープでぐるぐる巻きにします。

古い断熱材はがし

このパートが自作キャンピングカー制作の中でダントツ1番しんどい作業でした。

トヨタコースターには古い断熱が付いています。
まずこれを大まかに手でとっていきます。
必ずメガネ、マスクをして作業します

手でやると7割程度は剥がせます。

次にサンダーパフでこべりついた断熱材をとっていきます。
ほとんどの断熱はとり除けますが、固まった接着剤だけはそのまま残ります。

そこで登場するのが 「makita マルチツール
刃はコーキング・接着剤はがし用スクレーパーを使用しました。
これが見事に硬化したボンドを剥がしとってくれます。
ただ地味に重いので、体力使います。
あとバッテリーも途中で切れるので、休憩がてら充電していました。

1週間続けてようやく全ての硬化したボンドが剥がせました。
これが地獄の日々で、腕が辛いし、体中ほこりまみれだし、地味だし。
よく乗り切ったと自分でも感心します。

美しい〜〜〜!!!

天井が少し傷ついてしまったので、鉄粉クリーナーで掃除。

「車まるごと鉄粉クリーナー」は、鉄粉がある箇所が紫色に変色します。
どれくらい鉄粉が飛び散っているか一目瞭然で掃除ができます。
鉄粉クリーナーを塗布したあと、本当は水で洗い流すのですが、今回はバスの中なので水を含んだタオルでしっかりと拭き取りました。

その後スプレーのプライマー錆び止めを塗布しました。
こちらは2本購入して天井に吹きかけました。
それでもかなり薄くしか吹きかけられないので、倍の4本ほど必要だったかなと思っています。

解体した不要物を処分する

僕たちはマイクロバスの9割型を解体したので、膨大な量の不用品がでてしまいました。

焼却炉に個人持ち込みする方法が1番安く、早いことがわかりました。

マイクロバスサイズからでた不要物でも800円ほどでした。
(座席は含まれていません)

参考までに、僕たちが持ち込みした愛知県小牧市のゴミ処理センター
20kgまで440円 超過10kgごとに220円加算
皆さんの家の近くにも同じような施設があるはずなので、ぜひ調べてみてください。

家庭から出るごみの持ち込み | 小牧岩倉衛生組合
小牧岩倉衛生組合の「家庭から出るごみの持ち込み」についてのページです。小牧市及び岩倉市により設立された一般廃棄物の処理を行う一部事務組合です。小牧市・岩倉市より集められたごみを、未来の環境を創造する「循環型社会」向けて、様々な方法で処理・リサイクルを行っております。

また、鉄やアルミなどの不用品の場合、近くの鉄屑回収センターに持っていくと買い取ってくれます。
キロ単位での買取なので、少なすぎるとお金になりませんが、回収はしてくれます。

【DIY】内装の解体を終えて

全ての作業でおおよそ3週間ほどです。
元々の断熱材がなければ、1週間ほどでいけるんじゃないでしょうか。
また、僕たちは制振材を全面貼り付ける予定だったので、全面きれいにしましたが、その予定がなければすっ飛ばしても問題ない作業です。

やっとのことで解体作業が終わりました。
これで制振材を貼り、新しい断熱材を入れる準備が整ったということです。

【DIY】基礎作りと断熱材についての記事もぜひ読んでみてください。

【DIY】自作キャンピングカー!基礎作りと断熱材